黄金策集註3

象数易

各家の註文を並べて思うことは、伝承の違いを除いても、卜筮正宗所載の黄金策本文に誤字、脱字が多かったという事実が判明したこと。表現として対句が多用されているはずなのに、文字数がたらなかったり、意味不明の字が入っていたりで、これを読めというのは酷であろう。且つ卜筮正宗の漢文でも中国語でもない文体や、古註を読んでいるのが前提の省略はいかにも不親切。

 

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