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增刪卜易で読む「總斷千金賦」

增刪卜易で読む「總斷千金賦」(6)

十二運と旬空について。今回は空亡です。 空亡については、判断の際に、その真贋を見極めなければならないとされる。訳アリの偽空亡であれば、再占して、総合で判断することが提唱されている。再占の法は野鶴老人が創始したが、今人にはその...
增刪卜易で読む「總斷千金賦」

增刪卜易で読む「總斷千金賦」(5)

主に冲について。刑、害が付属です。 ここでは、別本に追加されている部分を省略する。以後は注記しない。 六冲卦が六冲卦に変じるものは、六合卦が六合卦に変じるものと同様に、必ず同時に...
增刪卜易で読む「總斷千金賦」

增刪卜易で読む「總斷千金賦」(4)

三合について。 底本には、「三合には、日月を含んでも良い。」の記述が欠けている。以下の暗動や応期に関わる項目なので、最初から無かったとすれば不親切である。別本には記載がある。 家宅に関しては、底本と別本に、...
增刪卜易で読む「總斷千金賦」

增刪卜易で読む「總斷千金賦」(3)

各章の引用が続きます。主な古典の中では、一番詳しいと思います。 「相合」の定義で、「相」字の意味を軽く理解しておかないと、以後の文章に対する誤解が生ずることがある。ここでは面倒なので省略する。 ...
增刪卜易で読む「總斷千金賦」

增刪卜易で読む「總斷千金賦」(2)

用神が日月の両方から剋されている状態に、変爻からの回頭生を受ける。所謂「剋処逢生」である。ちなみに、復が震に変じるのは、卦象でいえば、六合卦が六冲卦に変じている。所謂「合処逢冲」の一形態であり、拘束から解放される象である。 ...
增刪卜易で読む「總斷千金賦」

增刪卜易で読む「總斷千金賦」(1)

增刪卜易の黄金策千金賦を読んでみます。古典ですから、役に立つ部分だけ取り出せれば良いと思います。 【卜筮全書】(古註)と【卜筮正宗】には、ともに理論が述べられているのであるが、古註では、米と飯の関係における、形体とその変化によ...
雑記

論語中の鬼神と祭祀

論語の中から、神や先祖を祀る事に関する文をいくつか拾ってみる。 先進篇に、子路が孔子に鬼神の祀り方を質問した記述。 季路問事鬼神。子曰。未能事人。焉能事鬼。敢問死。曰。未知生。焉知死。 季路 鬼神に事ふるを問ふ。子曰く、未だ人...
象数易

河洛理数 月卦、日卦の出し方

河洛理数の月卦と日卦については、著書の紙面の都合と、占卜を優先した方が良いことから全面カットしました。ただ、河洛理数の大系の一部分でありますので、参考のためにここに記しておきます。まずは月卦から。 原典にも「わかりづらい」と記載されて...
象数易

黄金策集註6

今回で【総断千金賦】部分が終了となります。重複を削り整理した後に、参考となりそうなものを追加することもあるので最終的な分量は未定のまま。無理に完成させずに変化を続けるほうが良いとも思っております。東洋書院出版の【斷易原典】に続き、【天玄賦通...
象数易

黄金策集註5

これに現代語訳を付けるかどうかは完全に未定。訓読はそもそも必要ないし、分量の問題もある。【天時】以下は、原典の順序にこだわらないつもりだが、締め切りがあるわけでもないので、適当に掲載することになる。【病症】や【墳墓】のような、專門知識を要求...
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